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2013年12月 8日 (日)

「インプラントのスマートオペレーション」

 本日12月8日(日)、東京医科歯科大学歯科同窓会のC.D.E実習コース「インプラントのスマートオペレーション」に参加してきました。講師は三井記念病院歯科口腔外科の津山泰彦先生です。

 インプラントの治療において、残っている骨の状況が理想的ではない場合、何らかの骨増生手術(骨を増やす手術)を行う必要があります。この様な手術には様々な手技があり、自分の別の場所の骨を採集して使用したり、人工骨や異種骨、また遮蔽膜などを使用したりして、骨ができるようにします。今回の津山先生のコースは、人工骨やメンブレンを用いない、自家骨を少量用いる、それでいてできるだけ侵襲を少なくする、というコンセプトのものです。内容の性質上、結構経験の豊かな先生方が参加していたようで、講義中もドンドンと質問が出て大変充実した内容でした。実習は採決の相互実習や、豚骨を用いた骨採取の実習でしたが、時間が非常に足りない状態でした。津山先生はワンピースのAQBインプラントを使用しており、また外科の先生なのでずいぶん毛色が違うという感じで、その術式をすべて持ってくることはできませんが、非常に多くの参考になることがありました。充実した、また疲れはてた1日でした。

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