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2014年5月25日 (日)

補綴学会2014

 また大分間が開いてしまいました。ブログにしてもフェイスブックにしてもマメに更新、投稿する方を尊敬申し上げます。

 さて、23日金曜日の診療終了後に、補綴学会に参加するために仙台に出発しました。仙台まで大宮経由で約2時間ちょっと、速いものです。今年は東北大学の佐々木先生の教室が主幹で、青葉山の仙台国際会館で行われました。駅近くのホテルに宿泊しましたが、歩いて行ってみると30分以上、結構歩き街がありました。

 例によって開業医として参加している私としては、特別講演やセミナーなどを主に聴いて回りましたが、今年はとにかくCAD-CAMと高齢者歯科すなわち摂食嚥下関係やリハビリ関係のはなしが多く、今まさに問題になっていることだと思いました。特にまさに現在肺炎で入院中の父親を抱えている私としては、非常に身につまされる学会でした。特に特別講演「老いても最後まで生活者たらんために-補綴歯科医療に期待するもの-」東京大学高齢社会総合研究機構特任教授の辻哲夫先生、および臨床リレーセッション「サルコペニアの予防と改善に寄与する補綴歯科を目指して-他職種連携による高齢者の口腔機能、栄養、運動機能の改善-」 東京大学高齢社会総合研究機構准教授の飯島勝矢先生など は、非常に参考かつ感銘を受ける講演でした。

 ところで2日目の今日、父親の容態が一時急変して、昼過ぎに呼び戻されました。同じ学会に出ていた息子と一緒に急いで帰りましたが、何とか落ち着いて持ち直しました。