前橋交響楽団ファミリーコンサート
本日午後、前橋の県公社ビルホールにて私の参加する「前橋交響楽団」の演奏会がありました。春は「ファミリーコンサート」と称して比較的小さな曲を演奏します。今年は混声合唱団「すいせい」と一緒にシューベルトのミサ曲第2番をメインに演奏しました。シューベルトは「冬の旅」などのリートで有名ですが、もともと教会の合唱団にいた事もあってミサも7曲書いており、この2番も18歳の時に作られた非常に美しい旋律にあふれた佳作です。オケは弦5部にオーボエ、ファゴット、トランペット、ティンパニという小編成ですが、合唱やソロなどの声と一緒に、あるいは対旋律として絡んでいく時、またなかなか演奏する機会のない宗教曲を演奏するという経験は、感動的なものでした。
これ以外に、今日の演奏会ではシューベルト「ロザムンデ序曲」、ロジャース「サウンド・オブ・ミュージック」、ドヴォルザーク「スラブ舞曲第10番」、シベリウス「フィンランディア」を演奏しました。私はオーボエを吹いているのですが、それ以外例年プログラムの作製などを担当しています。実はこのブログの文章などよりも曲の解説などのほうが力が入った文章になっているのですが、機会があったらここにも公開したいと思っています。
コメント