今月はオペの月
今月は毎週1回ずつインプラントがらみのオペがありました。上顎の総義歯、下顎の総義歯、下顎の部分欠損と、ケースもちょうどバラけて実習をしたような感じです。シリーズ最後の今日は、下顎の4本欠損に2本埋入と、2本の部位の骨増生の手術をしました。私は度胸もないほうなので、あまり大きな骨移植は先々も行なう事はなさそうですし、またできるだけ侵襲は避けたいという考えです。しかしマイナーな骨増生はどうしても必要と思います。
今日は2本分の骨欠損部にゴアテックスを用いたGBRを行ないました。メンブレンの使用は口腔外科系の人とペリオ系の人で全然意見が違うようです。どちらもおっしゃる事は最もで、どちらが正しいのか分かりませんが、私は使ったり使わなかったりしています。骨補填材は、骨の削りかすとオスフェリオン(オリンパスのβ-TCP)を半々で用いています。
メンブレンはどうしても露出してしまう事が多かったのですが、最近は何とかなってきています。今日の症例もそれだけが問題です。
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