ノーベルバイオケア エステティックフォーラム2008
きのう5月25日(日)、品川の高輪プリンスで開かれた「ノーベルバイオケア エステティックフォーラム2008」に行ってきました。ノーベルバイオケアとは世界最大のインプラントのメーカー、当院で採用しているインプラントもノーベルのシステムです。同時にプロセラという今はやりのCAD/CAMによる補綴物製作のシステムの先駆けのメーカーでもあり、インプラント、オールセラミック等による審美補綴をターゲットにしたフォーラムです。
数多くの有名な講師を招いて小講演とディスカッションみたいな形式でいくつかのテーマに関して贅沢に行なわれたフォーラムでしたが、ライブオペとかの派手なパフォーマンスは無く各セッションのテーマもタイムリーかつ堅実なもので、とてもよい催しでした。参加者は2500人ということで、なかなか行っているはずの知り合いにも行き会えず、また座っているのが結構疲れました。
それにしても一流というかインプラントの王道を行く企業らしく、ノーベルバイオケアは大学等のきちんとした先生方をパートナーにしてきつつあると感じました。母校のインプラント科の春日井教授をはじめ、今回は歯周病の和泉教授や愛知の野口教授、また補綴学会で活躍されている先生など、私の知っている顔がずいぶんあって信頼感がありました。
また、今回プロセラの技工物のコンテストがあって、昼にその表彰式があったのですが、高崎のカナイナビデント(技工所)の金井浩之さんが、最優秀賞を授与されていました。実はつい先日当院もプロセラのインプラントブリッジと、オールセラミックスクラウン(ジルコニア)を作ってもらったばかりで、私事のように嬉しく思いました。おめでとうございます。それにしてもできてきた補綴物の美しさというかリアルさは本当に驚くほどで、また知識も豊富でこちらも非常に勉強させてもらいました。自分の臨床もこのような時は非常に緊張感が増します。これからもよろしくお願いします、という感じです。
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