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2007年3月 1日 (木)

私のインプラント事始めその3

 さて、インプラントの導入の講習会といっても様々なレベルのものがあります。模型実習のみの簡単なものから、インプラント学会関係の100時間講習のような本格的なものまで、メーカーのポリシーも異なり、いろいろなものが開催されています。また講習を受けてもなかなか臨床を始めない先生もいらっしゃるようです。私が導入として受けた講習は中庸のものだと思いますが、それで実際の臨床に踏み切れたのは、やはりこれまでの歯科臨床の積み重ねがあったからだと思います。補綴関係は専門ですからもちろん不安はありませんが、外科手術についてもひとつはこれまで歯周治療を熱心に行ってきて、オペも普通にやってきた事、また歯根端切除や嚢胞の手術など歯科の小手術には積極的に取り組んできた事、というベースがありました。さらに、緊張する一例目の手術は家族に行うことが出来ました。
 インプラントのシステムについては、星の数ほどある中から、ノーベルバイオケアのシステムを選びました。これは最初の講習が同社のブローネマルクシステムを前提としたものであった事が大きいのですが、やはり最も長い伝統を持ち、さらに最近技術革新が著しいメーカーである事がその理由です。いまノーベルバイオケアにはブローネマルクとリプレイスセレクトという2つのシリーズがあるのですが、私は臨床的に簡単なリプレイスを選択し、現在に至っています。商品の価格という面でも残念ながら最も高価なのですが、やはり安全性、信頼性には代えられないと思っています。

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