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2009年9月15日 (火)

夏休み2009

 今年もほぼお盆に重ねて5日間の医院の夏休みでした。大学へ行っている子供の都合などではじめの2日間は家におり、畑仕事や盆迎え。後半3日間に旅行に行ってきました。
 車で信州伊那谷方面へ、高速は順調で松川インターで降りました。そこから山を越えて大鹿村へ、結構細い谷沿いの道をかなり走った後、谷に沿ってある大鹿村の中央構造線博物館に到着しました。Dsc_0001中央構造線と糸魚川静岡構造線、フォッサマグナを混同していた私でしたが、事前のHPによる勉強と学芸員の方の熱心な説明で、何となく概要が理解できました。久しぶりに隠れ地学好きの興味がむくむくと湧きあがってきました。となりの「ろくべん館」も面白かったです。
 昼食をとってからまた山を越えて中川村、アンフォルメル美術館に向かいました。ここも極めて静かな所で、お客さんは私たちのみ、冷房が故障していてむっとする展示室で、ゆっくりと解説のビデオを見てきました。館の管理のおばさんが暑かったお詫びにと冷たいお茶を出してくれ、涼しいベランダでしばしお話をしました。この館の成り立ちや今の状況など興味あるお話を聞くことができDsc_0006ました。
 伊那谷に出て下の道を駒ヶ根に向かいました。駒ヶ根にはやたらソースカツ丼の看板が。ソースカツ丼を名物とするところはとっても多い、身近な所でも群馬の桐生や福井市があります。でもここ駒ヶ根は店の看板の密度が非常に高い気がしました。駒ヶ根高原の光前寺にお参りに。信州第二の規模のお寺ということで、とても立派なものでした。となりにある駒ヶ根高原美 術館は、あまり期待していなかったのですがまとまった展示で、大変よかったです。また企画展の城康夫展-現代美術に表現された雪・月・花 も知らない作家でしたが、新鮮で感動しました。この日は駒ヶ根高原の早太郎温泉、西山荘に泊まりました。家族でやっている宿で、とても感じよく、また超充実の夕食でした。明日は千畳敷カールに行く予定、例年少し遅れるとロープウェー2~3Dsc_0035時間待ちということで、朝6時にタクシーを頼みました。夜になり強い雨が降り続きました。

 

 次ぐ朝お弁当をもらい準備を終えてロビーに行くと、なんとロープウェー駅までの道が昨夜の雨量で通行止めということでした。土木事務所の方が下から上まで点検し、報告して初めて通行可となるため、何時になるかはわからないという事で、出鼻をくじかれてしまいました。頼んでいたタクシーの運転手さんが様子を見に行ってくれ、しばらく待っていると急いで迎えに来てくれました。ほぼ2~3番目の早さでロープウェー駅に到着することができ、天上の楽園千畳敷カールへと到着することができました。千畳敷駅では場合によっては帰りは2時間以上の待ち時間、と脅していたので、遊歩道を一周して下りました。降りた駒ヶ根高原自体も、またゆっくりと訪れたい所です。

Dsc_0124

市内のシルクミュージアムを見た後、伊那まで下の道を行きました。ソースカツ丼と伊那名物の「ローメン」の両方が食べられる店を見つけながら行き、幸いなことに途中の宮田村でそのような店を発見して昼食をとりました。伊那から高速で松本へ。松本ではまず日本浮世絵博物館、松本民芸館、そして大名町や仲町あたりを散策しました。お盆で休みの店が多かったのは残念で、また暑かった。来年はクラフトフェアの頃に来たいと思います。

 

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